自己紹介

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自己紹介

永原 恵三

音楽から人間について考えることをライフワークとしています。

音楽学者/演奏者
永原 恵三
(ながはら けいぞう)
(お茶の水女子大学名誉教授、放送大学客員教授)

 1955年神戸市灘区生まれ。大阪星光学院高等学校卒、県立神戸商科大学(現兵庫県立大学)管理科学科卒(整数論)、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)、1991年3月大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学(音楽学)、1999年博士(文学)(大阪大学)。

 学問としては、整数論を神戸商大の阿部嘉文、美学・芸術学を神戸大学の岩山三郎、山縣熙、美術史を池上忠治、百橋明穂、音楽学を大阪大学の谷村晃、山口修の各氏に学ぶ。
 音楽の実技は、声楽を永井和子(大阪音楽大学名誉教授)、フランス歌曲を長坂幸子(神戸大学名誉教授)、指揮法を斉田好男(神戸大学名誉教授)、合唱指揮を田中信昭、西洋古楽を宇田川貞夫、Max van Egmondの各氏に学ぶ。

 1991年4月よりお茶の水女子大学文教育学部専任講師として着任し、1994年に同助教授、2004年に同教授となる。2015年より同基幹研究院人文科学系教授。1999年4月より大学院博士後期課程主任指導資格となり、現在までに、音楽学および関連諸分野において、36人の学位授与者を輩出した。2021年3月をもってお茶の水女子大学を退任。2021年4月よりお茶の水女子大学名誉教授。
2006年4月から2010年3月まで、お茶の水女子大学附属幼稚園長を兼務。

 2015年6月から2020年3月まで、放送大学東京文京学習センター客員教授を務め、放送大学南関東学習センターによる第九プロジェクトに関わり、その後も合唱と音楽学のゼミや面接授業を行なった。同東京足立学習センターにおいても面接授業を担当。
 2021年4月から、放送大学東京足立学習センターおよび東京文京学習センター客員教授。

 学会活動:音楽から人間を考える会主宰(会長)、(一社)東洋音楽学会理事、副会長を経て現在は監事、日本音楽教育学会、ISME、日本民俗音楽学会、CIMS(国際聖歌学会)などの会員。

 合唱指揮:1998年に創設された男声合唱団「コール淡水・東京」(CTT)の指揮者。放送大学東京文京学習センター永原ゼミ合唱団(KNアカデミア)指揮・指導。六甲カトリック教会、聖イグナチオ教会聖歌隊指揮者を経て、現在、カトリック浅草教会の聖歌隊指導者兼オルガニスト。

 海外活動:2000年に文部省(当時)在外研究員としてケルン大学、アムステルダム音楽院にて研鑽を積む。また、2000年から約2年間、ケルンを拠点としたグレゴリオ聖歌演奏団体Schola Cantorum Coloniensisのメンバーとして活動した。この間、国際聖歌学会(Consociatio Internationalis Musicae Sacrae)の会員となり、アヴィニョンでの大会にて発表、2019年でのリヨンでの大会にも招聘されたが、体調不良にて辞退。現在も会員として、カトリック教会の音楽に関する研究情報を得ている。